紹介したい本が1冊。私が最も敬愛する政治家である野田佳彦民主党幹事長代理が書いた「民主の敵(政権交代に大義あり)」。新潮新書で680円。私の知る限り、政治家が出版する本は官僚や記者などのゴーストライターが存在し、何かの記念やパーティーのお土産代わりにというのが相場です。しかし、この本に書かれている政治家・野田佳彦の政治への思いは、日頃から我々が演説で、あるいは居酒屋で本人の口からしばしば聞いて、うなってきたことばかり。私の宝物のような1冊なのです。野田氏が自ら原点として書いたくだりを紹介すると「世襲議員と異なり、私には大した資金力はありません。スマートさもありませんし、ルックスも売りにはならないでしょう。しかし、現役の政治家の中で、早朝演説をもっともこなしてきたのは自分だという自信はあります」と。これからも、この大きな背中を追い掛けていきたいと思いますし、何よりまずは私自身の国政復帰ですね。あと4週間、頑張ります。11:20