先週末で通常国会が閉幕。昨秋の臨時国会が異例の越年となり、数日だけおいての召集でしたから、現職の国会議員にすれば約9ヵ月に及ぶロングランの国会がようやく終わったとの印象でしょう。誰が名付けたのか、衆参で与野党の第1党が異なる「ねじれ国会」は、与野党の攻防が例年以上に激しくなりました。ガソリン税の暫定税率を期限切れで撤廃できたかと思えば、衆院での3分の2を使って再可決、再増税。その手法が使えない人事案では、政府が何度も右往左往。少なくともこれまでのように、時には強行採決を繰り出しつつも、政府・与党及び霞が関の思惑通りに日程が運ばなくなったことだけは確かです。紆余曲折がありましたが、未来から振り返れば、民主党にとっての政権担当準備国会だったのではと思えてなりません。ここは休む間もなく攻勢あるのみです。13:15