駅頭に立っていると、主に年配の男性から「民主党は反対ばかりしてちゃダメじゃないか」とのご意見を頂くことがしばしば。「反対ばかりだったら、日銀総裁は誕生してませんよ」と、心の中では屁理屈をつぶやきつつ、謙虚に一つの世論を実感させてもらっています。衆参の「ねじれ現象」がもたらす政治情況で、今までの秩序通りに進まないことに苛立ちを覚えている層が存在することを認識しなくてはいけません。ただ、逆の対応を民主党がしていたらとすれば、ガソリン代は今も約150円のままで、道路特定財源の一般財源化を福田総理が提案することもあり得なかったはず。日銀総裁もこれまで通り、財務省の天下りポストのままでしょう。野党は時の政治権力のチェック機能が本分。私は辛抱強くブレない力が試されている時だと思っています。自民党は打開策を持っていませんから。13:15