ロシアの大統領選では、プーチン大統領から後継指名されたメドベージェフ第1副首相が約7割の支持を獲得し、3代目の大統領に。十国十色の政治体制があるのでしょうが、あらかじめ当選者が用意されているような選挙は好感が持てません。一方、アメリカ大統領選の候補者指名争いは、雌雄を決する可能性もあるテキサス州らの予備選が迫っています。こちらの方は筋書きなしの展開ですが、アメリカ国民が変化を求めるという側面だけではなく、世界にアメリカの変化を示したいとの感情がオバマ旋風の背景だとの解説には、思わずうなずいてしまいました。さて、極めて不正常の形で参院に送られた予算案とガソリン税の問題。局面打開のためには、このところ守勢に回ることしきりの福田総理の大きな決断が不可欠のはず。内閣支持率30%を切ると、これは完全に黄信号です。13:30