昨晩遅く、野党の抵抗を押し切り、2008年度予算案及びガソリン税を含む租税特別措置法の改正案が衆院で可決されました。予算成立時の与党の強硬姿勢と、野党の徹底抗戦は恒例の風景かもしれませんが、与党は今年から参院では野党が多数を占める「ねじれ国会」だということを少々甘く考えているのではないでしょうか。確かに予算案は30日規定で年度内自然成立が確定しましたが、租特法は3月末までに採決されなければ、暫定税率は撤廃されることになり、来月からガソリン代が一時的でも値下げされることになります。それを衆院の3分の2の数の力をもって再可決しようというのでしょうか。世論を無視して強行したツケはきっと大きなものになるはずです。今日から弥生3月。その響きだけでも春の到来に胸が弾みますが、国会は例年にない春の嵐の予感です。5:25