日本のみならず2008年は選挙の年。米国大統領選は、世界一の権力者を決めると言っても過言ではないロングランの政治ショーで、いよいよ11月の投票に向けアイオワ州の党員集会で火蓋が切られます。ブッシュ政権下でのイラク戦争の失敗や、現在の経済の低迷を考えれば、共和党から民主党への政権交代は必至でしょう。新大統領は誰なのか。私が期待しているのは、バラック・オバマ氏46歳。現在は全米の支持率でヒラリー・クリントン女史を追い掛ける立場ですが、彼の発する言葉の力に世界を変える大きな可能性を感じています。あまたのオバマ語録から、今日は一つだけ紹介します。「この国は今もなお地球上で最も偉大な国です。軍隊や経済の規模からではありません。すべての子どもが夢をかなえることが出来るからです」。褐色のアメリカン・ドリームの体現者から目が離せない年になりそうです。10:25