昨日の長妻昭代議士によるきめ細かい代表質問に敬意を表し、この度民主党の資料要求で明らかになった国民年金に関する驚愕の数字をお伝えします。国民年金保険料は、低所得で納付を免除や猶予されている人の分を除外せずに算出すると、昨年度の納付率は初めて5割を割り込み49.0%になったとのこと。さらに深刻なのは、国民年金で滞納した保険料を遡って事後納付出来る2年間の時効期間を過ぎ、徴収不能となった額が、昨年で1兆円弱。現行の基礎年金制度が導入された1986年度からの累計は、すでに12兆円弱になっています。この数字だけでも、すでに制度が破綻していて、保険料徴収方式の限界を如実に物語っていると思います。制度の一元化を実現し、消費税を財源とした、税方式による持続可能な年金制度への転換をあらためて主張したいと思います。15:30