岸信介元総理の孫が突然政権を放り出し、その後釜をめぐり、吉田茂元総理の孫と福田赳夫元総理の息子が一騎打ち。結果、福田康夫氏が勝利し自民党の新総裁に。決まり手は、伝統の派閥政治の復活でした。予定調和の消化試合は、メディアジャックはしたものの、この変革期に「総理一族」からのみでトップリーダーを選ばなくてはならない現実には、政権担当装置としての自民党の著しい劣化を顕著に表現しているように感じます。日本に民主主義が定着して約半世紀。本格的な政権交代がなかったことが最大の背景だと確信しています。「ベンチャー民主党」が頑張らないといけませんね。17:30