郵政総選挙で涙を飲んでから2年の歳月が経過し、国政復帰と政権交代をかけた次期総選挙への思いを募らせる今日この頃、明日の自民党総裁選の結果以上に気になるニュースがひとつ。これまでの衆院選では、頑ななまでに小選挙区ごとに候補者を擁立してきた日本共産党が、次期総選挙からは候補者を絞り込む方針を打ち出しました。具体的には、先の参院選比例区の得票率が8%以下の選挙区で擁立を見送ろうとの方針。少数意見の担保は民主主義の根幹ですし、他党の運動方針に意見するのはいささか僭越ですが、この大英断が次期総選挙でとてつもない影響を与えることは必至です。ちなみに、前回の総選挙で共産党候補が東京5区で獲得したのは約2万2千票で、供託金は没収されています。気になる参院選での比例区得票率は、ギリギリ8%を下回っている模様。微妙ですね。10:15