昨日、安倍改造内閣が発足しました。これまで安倍総理と立場を異にしてきた党内の人材を取り込まずに、総理に恭順の意を示した各派閥の領袖クラスを主要閣僚に登用した、一見は重厚な内閣となりました。しかし本質は、参院選であれだけの惨敗を喫したのに、総理本人が居座りを決め込んだので、その代償として取り換えた内閣という印象です。メディアで威勢よく総理批判をしていた人が、待ってましたと重要閣僚として入閣する姿も寒々しい限りです。ただ、愚痴や苦言ばかり言っていても仕方ありません。もう、数の力に頼っての強引な国会運営は出来ないはずですから、民主党としても、この内閣に妥協をせず堂々と対峙していく他に道はありません。最後の自民党内閣として記憶したいものです。12:40