東京都知事選の告示が1ヵ月先に迫っています。3選を目指す石原慎太郎知事に対し、建築界の大御所、黒川紀章氏が「今が引き際だ」と、対決色を鮮明に出馬を表明。東京五輪招致に反対するなど、同調出来そうな主張もありますが、74歳対72歳の意地の張り合いという印象で、胸に響くものではありません。私は一昨年の総選挙で議席を失うまで、民主党東京都連の幹事長を務めていました。すなわち、今もその立場であるならば、民主党の都知事候補擁立の責任を担う立場だったわけで、なかなか進捗しない現状に歯痒い思いで一杯なのです。極論を言えば、政治家をつくることが出来るのは政治家だけ。こうした仕事をないがしろにしているうちは、とても政権など手が届きません。「太陽が西から昇っても」不戦敗だけは許されません。10:40