早いもので今年も残りわずか2ヵ月となりました。国会では教育基本法の実質審議が再開されていますが、校長先生の自殺にまで発展してしまった高校必修科目の履修漏れが議論の中心になっています。一昨日の委員会で質問に立った野田佳彦議員は「一学校の問題なら校長か教育委員会が謝罪すればいいが、日本中で起きていて文科省の責任だ。校長が悪いと言ってる場合ではない」と。まったくその通り。民主党は教育委員会制度の廃止を唱えていますが、教育行政の責任の所在が曖昧であることが今回の問題の根源だと思っています。拙速を避けて、こうした機会に国家百年の計である教育の議論が進むことを期待します。12:20