小沢一郎代表と安倍晋三総理を比較してみると、意外と多くの共通点があることに気付きます。2人とも有力政治家への登龍門とされてきた内閣官房副長官に45歳の若さで起用されています。また、自民党のナンバー2の存在である幹事長に小沢氏が47歳、安倍氏が49歳で抜擢されていることも共通点。2人の51歳の時に下した決断が現在の違いになっているのかもしれません。小沢氏は宮沢内閣の不信任案に賛成し自民党を離党。総選挙後の細川連立政権樹立に大きな役割を果たしました。一方、安倍氏は総裁選への出馬を決意し、見事総理の座を射止めました。今日、この2人が初めての党首討論を行うことになっています。私は決して順風満帆とはいえなくとも、筋を通し続けてきた64歳の年輪に期待しています。13:35