本日の参院本会議で、政府・与党が今国会の最重要法案と位置付けてきた、行革推進法案が与党の賛成多数で可決成立しました。この法案の目玉であった特別会計のスリム化方針は、31特会を5年間で半分から3分の1に統廃合するとされていますが、実際は各省庁が所管する複数の特会を統合するだけの「数合わせ」になっていて、およそ財政再建につながるとは思えないものです。与党と各省庁が一体となって「骨抜き」にした小泉改革の総仕上げ法案の末路を目の当たりにして、我々が目指す民主党政権の改革の本丸がこの「特会改革」であることを確信しました。ちなみに、特会の今年度予算の歳出総額は、他会計との重複を除いた純計で225兆円。国の一般会計の約3倍の予算規模です。12:25