昨晩の雷雨は凄かったですね。今朝は一転、雲ひとつない爽やかな五月晴れになりました。この晴天とは裏腹に腹立たしいのは、大阪の社会保険事務所です。本人に無断で国民年金の保険料を免除していたことが発覚。納付率を算出する分母、つまり支払うべき人の数が減るわけで、数字の上での納付率は上がり、当該の保険事務所の成績も上がることになるのです。民間と役所のそれぞれ悪いところを取り合わせたような不祥事といえるでしょう。社会保険庁という組織が再生不能なほど、芯まで腐りきっていることをあらためて実感します。同時に、納付率が改善されない現実は、保険料徴収方式という現行の年金制度の構造的問題も露呈したといえるでしょう。10:10