沈黙を守っていた堀江貴史被告が、先月末に保釈されてから初めて外出をしたとのあまり意味のない報道に接しました。群馬県上野村の御巣鷹山の尾根に登ったとのことで、ここは言うまでもなく、日航ジャンボ機墜落事故現場。拘置中に山崎豊子さんの小説「沈まぬ太陽」を読んで感動し、小説の舞台として登場する御巣鷹山登山を希望したそうです。ホリエモンの行動にはあまり関心がありませんが、私も「沈まぬ太陽」は大推薦です。日航の労働組合に所属していた男性が過酷な試練に立ち向かう感動巨編。山崎豊子さんの小説では、日本と中国との間に翻弄された中国残留孤児の運命を描いた「大地の子」も併せてお薦めです。どちらも長編ですから、拘置中ではなくともお時間の余裕のある時に(笑)。12:05