優勝を決め、勝ち名乗りを受けながら土俵上で感極まり涙した朝青龍。その涙の理由は、前人未到の記録の偉大さと、受けていた重圧からでしょう。7連覇と年間6場所完全制覇は史上初で、年間最多となる83勝は、北の湖の記録を27年ぶりに更新。ため息が出る程の強さです。琴欧州の大関昇進も確実ですが、国技の相撲で、三役全員が外国人力士ということが近い将来にあるかもしれません。それにしても朝青龍のむき出しの闘争心は、挑戦者となるすべての日本人力士だけでなく、政権を目指す我々民主党も見習う必要があるのかもしれません。「3つの記録を作って朝青龍(自分)に感謝したい」と。なかなか言えることではありません。拍手。10:35