最近めっきりデフレという言葉を目にも耳にもしなくなったような気がします。先日発表されたGDPは年率換算7%というバブル期以来の高い伸びを示し、景気回復が実感され始めた兆候なのかと…。しかし実態は、物価の下落幅は拡大し、デフレは悪化しているとのこと。思い返してみれば、デフレこそ不景気の元凶で、デフレ脱却が経済再生の条件だとの論議が圧倒的でした。この間の我が国の不況の原因はデフレではなかったということになるのでしょうか?景気に明るい兆しが出てきた今こそ、デフレ問題を冷静に再考すべき時なのかもしれません。17:55