結局、昨晩国会を出たのは深夜1時。「与党、野党の問題ではない。政治の信頼を回復出来るか、外務省改革が出来るか、意を決して出てきている」との田中外相の答弁からスタートした、言った言わないの泥沼バドルは、お粗末な政府統一見解をもって、補正予算案の強行採決で終幕しました。これで国会空転は必至。外務省幹部は、国民や善意のNGO、ましてや外相ではなく、ひたすら実力者の鈴木宗男氏の方を向いていることは間違いありません。そして、渦中の鈴木氏自身が国会運営の要となる議院運営委員長です。混乱は長引く気配です。10:25