自民党総裁選は、派閥政治の力学をまざまざと見せつける形で終幕し、来週10月4日に召集される臨時国会にて岸田文雄新総理が誕生することが確実となりました。今日にも発表される党役員人事は、安倍前総理の影響力が露骨なほど表現されているあたり、やはり自民党は生まれ変わることは難しいと判断すべきでしょう。今後の政治日程における選択肢の幅はほとんどありませんが、10月14日前後に衆院解散となり、10月26日公示・11月7日投開票となるであろう総選挙日程がほぼ固まっています。表紙のすげ替えによる疑似政権交代に終わらせることのないよう、今こそ立憲民主党の底力が試されていると言えるでしょう。枝野幸男代表が、段階的に発表している総選挙への向けての重点政策として、時限的な5%の消費税減税、そして年収1,000万円程度以下の所得税実質免除が、改めて正式に打ち出されました。「暮らしを立て直す力になる」、その決意のもと、これまで私が誰よりも汗をかき続けてきたと自負する野党共闘のステージをさらなる高みに押し上げながら、残り1ヵ月余りの闘いに身 を投じていきます。ご支援をお願いいたします。9:00