目黒区長選挙は、市民と野党の共闘で推した山本紘子(ひろこ)候補が大変残念な惜敗に終わりました。各党の政治的な思惑が交錯する中で選挙の構図がなかなか定まらず、また緊急事態宣言のもとで史上空前の低投票率が危惧されながらも、33.33%と前回比7.31%増の投票結果となるなど、大変に舵取りが難しい選挙でした。有権者の判断を真摯に受け止め、我々が当選に一歩届かなかった敗因を詳細に分析する必要があろうかと思っています。それにしても、改革意欲に溢れる最高の女性候補だっただけに、至極無念でなりません。一方、国会では安倍政権が迷走に迷走を重ねています。前代未聞の補正予算案の組み替えに連立パートナーの公明党から追い込まれる顛末を経て、ようやくすべての国民への一律10万円給付を決定しましたが、この半月のムダな足踏みがいったいなんだったのか、国民の不安と怒りを安倍政権はどこまで実感できているんでしょうか。来週1週間で急ピッチの予算審議がおこなわれる見込みですが、大型連休明けの緊急事態宣言の延期も予測されていて、先行きがまったく見 通せない状況になっています。平穏な日常が1日も早く戻るよう、今出来ることに全力を尽くして参ります。22:00