次から次へと出てくる政治とカネの醜聞。安倍総理も2007年の閣僚ドミノ辞任を思い出し、お腹がキリキリし始めているかもしれません。個別の案件について論評はしませんが、なぜ政治資金でいかがわしい店に行くのかという疑問も多いはず。あくまで一般論ですが、自民党議員はとにかく上手に政治資金を集めます。また、それを効果的に使います。例えば地元で葬儀。面識のない人でも5000円包んで会葬。しかし、香典は領収書は取りにくい。系列議員の選挙があれば、奮発して陣中見舞い。これも領収書がない場合が多く、結果、表に出せる支出が少なくなって、秘書が飲食店などの領収書を集めて帳尻合わせというのがよく聞く話です。つまり、自民党の政治体質が、以前の長期政権の頃と何ら変わってないということなのでしょう。それでも支持率を見れば、極端な下落はなく、底がかたく、政権交代は懲り懲りで、野党は下らない挙げ足取りはするなとの声が聞こえてきます。しかし、国会に緊張感が戻ってきたことは確かで、私は野党らしく、その職にある人の資質を厳しく追及していくべきだと思います。緊張感といえば、明日から日本シリーズ。29年ぶりの日本一を期待しています。16:00