1月に召集された通常国会は、本日で閉会。229日間の会期は、1月に国会召集されるようになってからは史上最長でした。何よりの成果は、総理が政治生命を懸けて取り組んだ、社保と税の一体改革関連8法案の成立でしょう。決められない先送りの政治から脱却し、思い出せないぐらいの紆余曲折がありましたが、3党合意で結論を導けたことは歴史に刻まれる画期的な出来事だったと思います。各党の思惑も絡み合い、積み残した課題も残りましたが、これで次のステージに進めることも確かです。昨日は、会期末に当たり、野田総理の記者会見が行われ、国会を総括するとともに、民主党代表選に向け、再選を目指し出馬する意向を表明。会見後、一息つく間もなく、アジア太平洋経済協力会議(APEC)出席のため、ロシアのウラジオストックに向けて出発しました。最後に、ここ数日の話題を独占した細野豪志氏についても一言。よくぞ、思いとどまってくれました。どうか、人騒がせなどと思わないで頂きたい。当選同期で、年齢は私より5歳年下ながら、能力も胆力も人格も抜群の男です。いずれそういう時が来るはずですが、今は野田総理のもと、もう少し一緒に汗をかきたいところです。12:30