野田総理就任後初めての沖縄訪問。私も同行し、日曜の朝一番に自衛隊機で羽田空港を立ち、昨晩遅く帰京しました。初日は主に沖縄の苦難の歴史を辿る行程で、国立戦没者墓苑やひめゆりの塔などを訪れ、改めて戦争の悲惨さと平和の尊さを噛み締めました。特に沖縄戦末期に「沖縄県民かく戦かえり。県民に対し後世特別の御厚配を賜らんことを」を打電した大田実沖縄海軍司令官(中将)が自決した旧海軍司令部壕では、千葉県出身ということと現在の年齢が重なり、総理も深い感銘を受けていた様子でした。また昨日は、仲井真県知事との会談をはじめ、普天間飛行場やヘリでの辺野古上空視察などの強行軍。総理が一度沖縄を訪問しただけで一気に問題が解決するわけではありませんが、普天間移設問題と米海兵隊のグアム移転を切り離し、沖縄の負担軽減に全力をあげる政権の姿勢と実績を一つ一つ重ねていく作業については、一定の理解を頂く第一歩となったはずです。さて、明日は今年初めての党首討論。休む暇もなく、すでに午前中からその準備に取り掛かっています。14:20