先日の野田総理の年頭会見は、就任4ヵ月で早くも7回目の公式会見となりました。会見の中身についてはメディア側の都合で編集されるのが常ですが、最近では、今日はこのフレーズが使われるだろうなということが私にもはっきりわかるようになりました。そういったツボを天才的に把握していたのが小泉純一郎元総理であり、そのことを熟知していたが飯島勲秘書官だったのかもしれません。今回もメディア側がこぞって取り上げたのは、やはり英国のチャーチル元首相の名言で「ネバー」を4回繰り返した「ネバーギブアップ」という下り。難航が予想される税と社会保障の一体改革についての見通しを聞かれ、さらに「大義があれば、必ず局面は変わると確信している」と。総理が一貫して訴えてきた一体改革の必要性が国民に伝わることを願ってやみません。このところはサポートする側に徹し、自ら取材に応じることを控えてきましたが、昨日は久しぶりにインタビューを受けました。内容は「税と社会保障の一体改革に取り組む総理を間近で見ていてどう感じるか?」というもの。明日の朝、フジテレビの「新報道2001」をご覧下さい。6:10