昨日、静岡の御前崎市にある浜岡原発5号機の原子炉の運転が停止されました。これで、浜岡原発すべてが止まったことになります。地震と津波の影響で起きた福島原発の事故を目の当たりにすれば、総理の決断は頷けますし、国民の大半が支持するところでしょう。日頃は、決断ができないとか、リーダーシップが欠如してるとか、時には総理としての資質までもがメディアに問われてきました。いざ決断をすれば、今度は超法規的措置に対する懸念なども指摘される有り様。無責任であっても、批判はメディアの役割であり、時の権力はいつの時代もその受け皿となることを覚悟しなくてはなりません。ところで、東電の会長や社長の役員報酬が年間約7200万円だったことが明らかになりました。メディアの役割を奪うような不細工な批判をするつもりはありませんが、競争のない公益企業であることを考えれば、とても聞き流せないところです。明日は朝から衆院予算委員会の集中審議。テーマは原発などの震災対応や復旧・復興について。テレビ中継も予定されていますので、またまた、緊張の1日となります。13:55