国会議員が国会開会中に海外に出る時は、渡航先と目的を議院運営委員会に届け出て、その許可を受けなくてはならないことになっています。しかも届け出るのは議員個人ではなく、党の国会対策委員会経由ですから、事実上こちらがチェック機関。公務のない大型連休に家族でハワイという場合でも、そこは「米国へ政治・経済視察」と書かれることもあるとか。今年は震災の影響で補正予算の審議もありましたから、海外に出る議員は例年の半分以下でしょう。ただ、各国との議員連盟などの関係を行使し、支援を頂いた友好国にお礼参りをしたり、科学的な根拠なく農産物を輸入制限する国に対する丁寧な説明なども効果的な議員外交のように感じますが、かくゆう私も海外に赴く時間の余裕がありませんでした。ただ、束の間の休暇を利用し、愚息からの信頼を取り戻すべく一緒にパンダを見に行ったり、東京ドームで伝統の一戦を観戦したり、こどもの日の今日は、雑司ヶ谷に眠る先祖の墓参りに行って来ます。皆様も良い連休をお過ごし下さい。10:15