南アフリカの国会のあるケープタウンで上院と下院の本会議を傍聴したり、民主主義が定着して間もない議会の運営についての調査や、議長や閣僚との面談。また、釈放から20周年になるネルソン・マンデラ氏の軌跡を展示する南ア最古のスレイブ・ロッジ(奴隷小屋)を視察。公務を終えた後、個人的にハイライトと思い入れていた、喜望峰へ。ケープタウンから車で1時間半、大陸最南西端の半島は雄大で言葉にできないほど素晴らしいく、少々大袈裟かもしれませんが、43年の人生で最も感動した大自然の姿でした。「CAPE OF GOOD HOPE」を「喜望峰」と訳したことにも感銘を受けました。ところで、何を呑気にとの声が聞こえてきそうですが、昨朝目を覚まし携帯の電源を入れると、一晩ですべての着信履歴が更新されるぐらいの新たな着信が残っていました。いやはや、これは一大事。ありえないと高をくくっていた小沢一郎氏の代表選出馬の報。日本の同志からの要請で、急遽日程を変更し帰国することに。とはいっても、地球の裏側からの帰還は簡単ではなく、シンガポールでのトランジット中の独り言となりました。機内で連続2泊し明朝帰国します。11:05(現地)