昨年末、私自身も国家戦略室のサポートメンバーとして策定に関わった、鳩山政権の「新成長戦略(〜輝きのある日本へ〜)」の目玉政策の一つである「ローカルホリデー」が、先週開かれた政府の観光立国推進本部の分科会で取り上げられ、一躍脚光を浴びることになりました。これは春と秋に全国を5つの地域に分け、5連休を分散取得してもらおうという政策。休暇を分散することで、新たな観光需要を掘り起こしすことはもとより、混雑の緩和や観光産業の雇用の安定化を目指すものです。日本の国内観光需要は景気の影響をあまり受けず、安定感があるものの、年間を通して100日黒字、250日赤字の産業と指摘されてきました。これから社会実験などを行い、世論換気をしていく必要がありますが、何といっても、新たな財政負担をほとんどしなくても実現できる観光政策(成長戦略)として、私自身も興味津々です。7:10