新政権発足後、国会で初めて「禁足」となりました。用語解説をすると、日程が予定通り進まず、緊急事態に備え20分以内で戻れる範囲で待機しなさいという、党の国会対策委員会からの指令です。19日の財政金融委員会で、中小企業向け融資や住宅ローンの返済猶予を盛り込んだ「中小企業金融円滑化法案」を野党が欠席する中、我々が与党になって初めての強行採決。臨時国会の会期末を控え、タイムリミットを考えての苦肉の策でした。野党は財務金融委員長や議院運営委員長解任決議案などで徹底抗戦。やれやれ。民主党も野党時代には散々抵抗してきましたが、この法案は全会一致での成立が見込まれていましたので、抵抗のための抵抗という印象です。完全に攻守逆転となりましたが、午後1時から予定されていた本会議が開始されてのは夜の9時過ぎ。本会議が終わったのが、日付をまたいだ深夜2時前。夜が明けると、朝8時半からまた「禁足」。いやはや、体力勝負です。2:50