自民党史上最も地味な総裁選は明日投票が行われ、予定調和の谷垣禎一新総裁が誕生する模様。史上最も地味な総裁かもしれません。総選挙で大敗したあとの総裁選を見ていて思い出すのは、やはり4年前のこと。引責辞任した岡田克也氏の後継を決める民主党代表選は、総選挙から約1週間後に間髪入れず実施されました。菅直人氏対前原誠司氏の一騎打ち。落選直後の私は、議員会館の引っ越しや、仕えてくれていた秘書の再就職の斡旋などの戦後処理に追われている場面。敬愛する野田佳彦氏が前原陣営の本部長だったこともあり、お手伝いをできないことが、悔しくて、もどかしくて、夜一人床で涙しました。幾多の困難を乗り越えた今だから、あえて言葉を選ばず指摘させてもらえば、自民党はまた最悪の選択をしました。ただ、ここで河野太郎氏を選べば、もう自民党らしさは完全になくなります。健全な二大政党政治の定着のためにも奮起を期待したいと思います。生意気ながら…。13:50