私が衆議院選挙で初当選した2000年に、下院議員選挙に出馬し落選していたオバマ氏が、世界中の熱視線を受けながら、第44代の合衆国大統領に就任しました。「60年前、田舎のレストランに入店することを拒まれた男の息子が最も神聖な宣誓をしている」とのくだりは、オバマ演説の真骨頂で、世界に向けてアメリカは変わったというメッセージになったはず。経済情勢など多くの課題を抱える中での船出ではありますが、「今、我々に求められるのは、新たな責任の時代」との演説で、あのリンカーンやケネディのように、多くのアメリカ国民の気持ちを鼓舞したことでしょう。アメリカが久しぶりに眩しく映ります。言葉のもつ力に思いを馳せながら、寝不足ではありますが、いつもより少し力んで駅頭演説に向かっています。7:40