今日は成人の日。平成の世になって生まれた彼らが大人の仲間入りをしました。彼らにとって、バブル経済の崩壊は物心がつく前だったはずで、ホリエモンに代表されるIT長者やヒルズ族がもてはやされたのも一時のこと。むしろ格差社会が広がり、将来に対する夢や希望を抱きにくい世代と言われることでしょう。成人式の区長の祝辞のようで大変恐縮ですが、せっかく得た権利は行使してもらいたいものです。特に今年は絶好の機会が待ち受けています。大人たちがまるで経験しなかった、国民の選挙による「政権交代」にも直接参加できるかもしれません。新年最初に報じられたメディア各社の世論調査の結果は、麻生内閣への支持が概ね2割、不支持が7割、ついでに定額給付金反対も7割。いつタオルが投げ込まれてもおかしくない政局ですから、初めての投票所は意外と近いかもしれませんね。14:55