昨日の続きで、民主党のマニフェストを実行するため、国家予算からどうやって約1割の22兆円を捻出するかについてです。これまで国の予算は、霞が関の各省庁が財務省に対し概算要求し、財務省はそれを精査しつつ、政権党の要求を多少受け入れながら予算案をつくってきました。確かにこの方法で考えれば、約1割とはいえ政策実行のための財源を確保するのは至難の技。民主党が主張する「劇的な予算の組み換え」は、官邸が関わる政治主導での予算づくり。特別会計を一般会計化し、財源のパイを広げ、さらに政治主導で予算を組み立てるという考え方なのです。日々の駅頭演説でもしっかりと説明したいと思ってます。さて、新政権発足後たった5日で大臣が辞任。およそ公人とは思えぬ発言に辟易としますが、こんな大臣を任命するしかなかった自民党の構造上の問題なのでしょう。リセットあるのみです。22:25