与野党の激しい攻防の続いた通常国会もいよいよ最終局面。東南アジア諸国連合と結んだ経済連携協定が自然承認される日程の確保のため、6日間だけの会期延長を決めた自民・公明の与党。一方、民主党は本日、多数を占める参院で、福田総理への問責決議案を提出します。総理への問責が可決されるのは現憲法下では初めてのことで、法的拘束力こそなくても、政治的インパクトは小さくないはずです。ただ、与党は衆院での信任決議を行うことも検討しているようで、茶番劇にならないことを祈るのみです。問責案の提出で、予定されていた福田総理と小沢代表との党首討論はご破算に。我慢比べで、とても難しい国会対策でしたが、ガチンコの激しい舌戦が飛んでしまうのは誠に残念です。小沢代表には、この秋にも総理に就任し、野党・自民党の総裁とたっぷり党首討論をやって頂きましょう。10:45