福田総理が示した、来年度から道路特定財源を一般財源化するという方針と明らかに矛盾する、あと10年特定財源を維持しようという特例法の改正案が、衆院での3分の2が使われ再可決されました。これで3回目の再可決。過去の経緯を考えれば、総理が変わって国民の関心が薄れた頃、自民党のしぶとい道路族議員が巻返しをはかり、一般財源化はうやむやという環境が整備されたと、嫌味を込めて申し上げておきます。しかし、年内に行われるであろう総選挙で政権交代をしちゃえば、道路族の巻返しも杞憂に終わります。念のため。さて、心配なのは、中国四川省での大地震。臨時ニュースが入るたびに犠牲者の数が増えていますが、1万人以上が命を落とす大災害になってしまった様子です。隣国のピンチに、我が国の速やかな支援態勢を期待したいと思います。15:00