14年ぶりの越年国会という異例の事態をもたらすことになった「新テロ特措法」は、昨日参院本会議で否決された後、さっそく衆院に差し戻され、与党の3分の2以上の賛成で再可決。直近の民意で構成される参院の意思を覆す再可決は、じつに57年ぶりのこと。想定していた流れとはいえ、二院制の在り方が問われかねない事態に憂慮を覚えます。給油に続いて次も油をめぐる攻防が始まります。揮発油(ガソリン)税の暫定税率維持を含む「租税特措法」の改正を、次の通常国会で目論む政府・与党。原油価格の高騰にともない、約150円(1リットル)まで値上りしたガソリンは、国民生活を直撃しています。暫定税率が維持されれば値下がりは期待出来ませんから、庶民の味方の民主党らしさを大いに発揮してもらいたいと思ってます。再可決は癖になるのでしょうか? 10:15