青天の霹靂、一寸先は闇、驚天動地などと、政界には色々な表現方法があるにせよ、昨日の安倍総理の辞任劇には腰を抜かしました。参院選で過半数割れを導いても辞めず、内閣改造を行い、「職を賭す」と凄み、所信表明まで行い、代表質問を受ける直前に職を投げ出し辞任。誰からも好かれる人柄の安倍総理が、もがき苦しんだことも想像でき、同情すら覚えますが、もはや歴史的に無責任な総理とのそしりを免れないでしょう。すでに自民党は次の総理・総裁選びをスタートさせていて、様々な名前が出始めています。しかし誰がなるにせよ、これから総裁選、首班指名、組閣、所信表明がやり直されるのですから、まもなく期限切れを迎える「テロ特措法」の論議を前に、見事な政治的空白を作ってくれたものです。いっそこの際は、主権者の審判を仰いで頂きたいですね。7:15