年末に辞任した佐田玄一郎行革担当大臣に続いて、松岡利勝農水大臣と伊吹文明文科大臣の政治資金の経理をめぐる醜聞が表面化しています。2人の政治団体は、家賃が発生しない議員会館を事務所としながらも、年間数千万を事務所費として支出したと記載。現行の政治資金制度では、5万を超える支出については領収書添付が義務付けられていますが、事務所費と人件費についてはその義務付けがないのです。つまり、使途の説明つかないお金は事務所費として計上しておけばお咎めなしと、丼勘定で杜撰な管理をしてきたのでしょう。この機に、制度をより透明性の高いものに改善することが必要だと思いますが、「美しい国づくり」を目指す内閣から、およそ美しくない疑惑が続々と出てきます。大丈夫なんでしょうか? 10:55