飲酒運転による死傷事故が社会問題になっています。危険運転致死傷罪の積極適用など、厳罰主義で抑え込もうという世論が広がりに異論をもつものではありませんが、どうもそれだけでは不十分だと思っていたところ、先日興味深い新聞記事を目にしました。米国のある州では、飲酒運転で検挙されたドライバーには、アルコール検知器と車の起動装置が連動していて、検知器に息をかけないとエンジンがかからない装置の取り付けを義務化しているとのこと。なるほど。こうした新しい装置の開発とともに、シートベルトやチャイルドシートのように、法的な義務付けを検討する時期に来ているように感じています。いかがでしょうか? 13:10