日米両国の外務・防衛担当閣僚による日米安全保障協議委員会(2プラス2)は、普天間飛行場の代替施設を名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブ沿岸部にV字形滑走路を造ることなどを盛り込んだ案で最終合意しました。確かに嘉手納基地以南の6施設の返還で数字的には地元負担は減ることになりますが、基地の沖縄本島北部集約に伴う自衛隊との共同使用などを考えれば新たな負担で相殺されることは必至でしょう。私は連休を利用し沖縄を訪れ、一面に広がる大浦湾とその先の辺野古岬が一望出来る場所で休養中です。何にも代え難いこの沖縄の自然に思いを馳せつつ、現実問題としての基地政策についても考える貴重な機会となっています。11:40