衆院総選挙は12日間ですが、参院選挙は17日間と運動期間も違います。それ以上に違うのは候補者と有権者の距離感ではないでしょうか。衆院の方は、朝の通勤時によく駅前で演説している人が候補者だったり、お爺ちゃんのお葬式にお線香をあげに来てくれたりと、何らかの接点がある候補者がいるものです。一方、参院は選挙区が都内全域と広く、選挙戦が始まってからポスターなどを見て候補者を認識していくというのが一般的でしょう。その距離感こそ、候補者の質以上に、その時々の政治状況で投票行動が左右されやすい傾向にあるのです。小泉政権の終わりの始まりがスタートしました。11:15