忙中閑はありませんが、たまにはお薦めの新刊を紹介したいと思います。あまたある浅田次郎作品の中でも、長年私のナンバー1に君臨しているのは、中国清朝末期を壮大に描いた「蒼穹の昴」。また、それに負けず劣らず号泣必至の傑作で、新選組を描いた「壬生義士伝」。映画やテレビドラマ化もされ、この独り言でも以前に紹介させてもらいました。そして再び、新選組隊士と京の芸者たち、幕末を一途に生きた男と女の夢と愛を描いた新作が「輪違屋糸里」です。浅田ワールドを経験されている方も、そうでない方にもお薦めしたい上下刊2冊。読み始めたら寝不足必至ですので、ご注意を(笑)。23:10