近畿などの少年野球のレベルが高い地域の出身者が、地方の私立高に入学して甲子園を目指すことを野球留学というそうです。島根県勢として80年ぶりにベスト4に進出した江の川高校も、18人のメンバーに地元島根の出身者は一人もいないとのこと。郷土の代表とはいえないと批判的な声を耳のしないわけではありませんが、15歳の春、夢を追って故郷から旅立つ決意をした少年達を、私は非難したいとは思いません。それよりも、常総木内監督が有終の美を飾れるか、あるいは大旗が初めて白河の関を越えるかの決勝戦を、心から楽しみたい思います。9:20