中国から帰国してみると、国会の空気が変わったような気がします。この延長国会の焦点は重要4法案の行方でした。有事法制、個人情報保護法案については、7/31の会期末までの成立は無理と、政府与党は白旗状態。医療制度関連法案はすでに論戦の場は参議院へ。小泉総理が最もこだわる郵政公社化法案は、またしても、総理と郵政民営化に絶対反対の自民党郵政族との間で妥協をして、衆院通過の時期を探る展開です。会期末まであと1ヵ月、新たに提案され、本会議で趣旨説明や質疑がある法案はほとんどなく、まるで消化試合の様相。困ったものです。19:00