昨日は、議員辞職勧告決議案に話題を独占されましたが、同時に健康保険法改正案が、与党の賛成多数で衆議院を通過しました。この法案は、サラリーマン家庭の医療費負担を2割から3割に引き上げるものです。97年に1割から2割負担に引き上げた時の厚生大臣は小泉総理本人。その際、医療制度の抜本的改革をすると約束していましたが、今回も再びこの公約は反古にされてしまいました。国民生活と密接する医療制度。保険制度の在り方や医療の質の向上など、将来像の議論を避けての負担増は、およそ国民が納得出来るものではなく、憤りを感じます。22:50