「#検察庁法改正案に抗議します」の声が瞬く間に大きなうねりへとつながった検察庁法改正案は、政府与党が今国会での強行採決を断念せざるを得ない状況まで追い込まれ、世論の勝利で第一幕を終えました。公務員の定年延長のための国家公務員法改正案と「束ね法案」になったまま、次の臨時国会へ先送りされただけですから、秋の陣で最終的な全面撤回を勝ち取るべく引き続き徹底的な審議を求めていきます。さて、新型コロナは全国的に収束の兆しが見えつつあり、東京など8都道府県を除き、すでに緊急事態宣言が解除されています。東京でも新規感染者数1桁が目立ち始め、これまでの自粛効果が着実に出ているようです。とはいえ、疫学的にも次なる感染拡大が再び訪れるのは確実のようで、早急な2次補正予算の成立も含めて、国会でやるべき感染症対策や経済対策を自治体などと連携の上、特急で行っていきます。個人的には、まもなく方針が決まるであろう夏の高校野球の開催可否に大きな関心を寄せていますが、異例ずくめの通常国会も会期末まで残り1ヶ月。同じく都知事選挙の 告示も1ヶ月先に近づいてきています。もう少し水面下での作業が続きそうです。15:30