参院外交防衛委員会では、更迭されて田母神前航自幕僚長を参考人招致。自身の歴史認識によほど自信があるようで、「自衛官といえども言論の自由が認められているはずで、政府見解による言論統制はおかしい」と開き直った様子。古今東西、歴史とは時の権力の都合で解釈されたものですし、歴史の現場に立ち合った人がいたとしても、その人の見方によってはどうようにでも語られるものでしょう。どんな歴史認識を持つことも自由ですし、自衛官にも言論の自由はあるはずです。問題は本人の立場。空自制服組のトップであり、辞表を持って来るよう大臣に求められ、それを拒否したことが最大の問題なのです。日本をは過去の反省に立って、シビリアン・コントロール(文民統制)を徹底して来た国。この原則が問われていることを認識しなくてはいけません。それにしても寒くなりました。13:30