5年前の初当選以来、議員年金の廃止についての党内議論をリードしてきたとの自負もあり、議席を失った今も当然注目しています。今国会で出揃った与野党の廃止案を比べると、これまでの納付金の5割を現職議員に返還し、即時廃止しようという民主党案に対し、自民・公明案は、共済・厚生年金の一元化が実現するまでは、暫定的に国庫負担を現状の7割から5割の縮小し存続させようという、およそ廃止案ではない先送り継続案です。小泉総理自身が議員年金を廃止すべきだと言っているにもかかわらず、どうしてこうも骨抜きになるのか理解出来ません。与野党の協議を見守りたいと思いますが、改革を競い合うという話でないことだけは、総選挙前と変わらないようです。10:20