躊躇なく戦争に向けて一直線にひた走る米国のブッシュ大統領。「悪との戦い」と確信しているようで、その言動には色濃く宗教の影がつきまとっています。キリスト教右派といわれる人たちの圧倒的な支持を得て、その演説では必ずのように神に言及します。信心深いこと自体は決して責められることではないですが、大統領としてはいささか深入りしすぎではないかとの危惧を感じています。一方、我が国の首相は、信仰どころか理念や哲学よりも「その場の雰囲気」を大事するそうですから、こちらの方がよっぽど深刻ですね。笑い話じゃありません。9:05